マタニティ歯科

    世田谷区の妊婦歯科健診も対応。安心の妊娠期歯科治療

    「妊娠してから、急に歯ぐきから血が出るようになった」
    「お腹が大きくなってきて、治療中仰向けの姿勢でお腹が張らないか心配」
    「お腹の赤ちゃんのために、麻酔やレントゲン、お薬の影響について正しく知りたい」

    妊娠という人生の大きなお転換期において、ご自身の身体の変化に戸惑いや不安を感じる妊婦さまは非常に多くいらっしゃいます。特に「お口の中の環境」は、つわりやホルモンバランスの急激な変化によって悪化しやすく、妊娠期特有のトラブル(妊娠性歯肉炎やむし歯の急増)が発生しやすい時期です。

    東急大井町線「等々力駅」から徒歩1分の新開歯科医院では、これからお母さまになる妊婦さまの体調と安全を最優先に考えた「マタニティ歯科」を提供しています。

    当院の院長は、世田谷区保健センターにおいて『母親学級(歯の健康管理)』の講師を務めていた経験(1996年〜1999年)があり、妊婦さまのお身体の特性や精神的な繊細さを深く理解しています。また、当院は世田谷区の妊婦歯科健診の実施医療機関でもあります。

     

    1. なぜ妊娠中にお口のトラブルが増えるのか?マタニティ歯科の必要性

    「妊娠すると赤ちゃんにカルシウムを取られて歯がボロボロになる」という俗説がありますが、これは医学的には間違いです。妊娠中にお口のトラブルが増えるのには、以下の明確な3つの医学的理由があります。

    女性ホルモンの増加による「妊娠性歯肉炎(にんしんせいしにくえん)」: 妊娠すると、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌量が急激に増加します。お口の中にある特定の歯周病菌(プレボテラ・インターメディアなど)は、この女性ホルモンを栄養源として好む性質があるため、妊娠初期から中期にかけて菌が活性化し、歯ぐきが赤く腫れたり、ブラッシング時に容易に出血したりするようになります。

    つわり(悪阻)によるお口の環境悪化: つわりが始まると、歯ブラシをお口に入れるだけで吐き気を催し、満足なブラッシングができなくなります。また、何度も食事を小分けにして食べる「ちょこちょこ食べ」が増えることで、お口の中が常に酸性に傾き、むし歯菌が増殖しやすい環境が作られます。さらに、胃酸が逆流することでお口の中の酸性度が高まり、歯の表面のエナメル質が脆くなるリスクも加わります。

    唾液の分泌量の低下と質の変化: 妊娠中は自律神経のバランスの変化などから、お口の中を洗い流す役割を持つ「唾液」の分泌量が減少します。また、唾液自体の性質もサラサラとしたものからネバネバとしたものに変化し、唾液が持つ本来の「自浄作用(汚れを洗い流す効果)」や「殺菌作用」が低下するため、プラーク(歯垢)が溜まりやすくなります。

     

    2. 元世田谷区母親学級講師の院長が直接担当する医療上のメリット

    妊娠中の歯科治療には、一般的な治療とは異なる「産婦人科的な視点」と「配慮」が必要です。当院では、世田谷区母親学級の元講師であり、長年地域の妊婦さまと向き合ってきた院長が、すべての診察とケアを直接行います。

    妊婦さまの体調・心理を熟知したリスク管理: 院長は行政の母親学級での講演を通じ、妊娠週数に応じたお身体の変化、つわりの重さ、精神的な不安感について豊富な知見を持っています。「今日はつわりが強い」「腰が痛くて同じ姿勢がつらい」といった体調の波を素早く察知し、無理に治療を進めることはいたしません。休憩を挟みながら、その日の妊婦さまのコンディションに合わせて診療を行います。

    並列診療のない完全貸し切り空間でのリラックス診療: 当院は診療台が1台のみのプライベート空間です。複数の患者さまを同時に行き来する診療スタイルではないため、治療中に万が体調が悪くなったり、お手洗いに行きたくなったりした場合でも、他の患者さまに気兼ねすることなくその場で治療を一時中断できます。プライバシーが完全に守られた環境で、リラックスして受診していただけます。

    産まれたあとの「赤ちゃんのむし歯予防」を見据えたアドバイス: 母親学級の講師経験を活かし、妊婦さまご自身の治療だけでなく、「マイナス1歳からのむし歯予防(生まれてくる赤ちゃんの健康管理)」について具体的なお話をさせていただきます。赤ちゃんの口の中には、生まれたときにはむし歯菌(ミュータンス菌)は存在しません。多くは、生後1歳半から3歳頃までの間に、周囲の大人(特にお母さま)からのスプーンの共有や口移しなどのスキンシップによって感染します。妊娠中にお母さまのお口の細菌数を減らし、正しい知識を身につけておくことは、生まれてくるお子さまの将来のむし歯リスクを大幅に低下させるという最大の実質的メリットに繋がります。

     

    3. 妊娠中の歯科治療に関する「3つの不安」への医学的回答

    多くの妊婦さまが懸念される「レントゲン」「麻酔」「お薬」の安全性について、エビデンス(科学的根拠)に基づいて解説します。

    ① 歯科用レントゲン(放射線)の安全性

    歯科のレントゲン撮影で対象となるのは「お口の周り」だけであり、お腹(子宮)から大きく離れています。また、当院で導入しているデジタルレントゲンは、従来のフィルム式に比べて放射線の被ばく量が約10分の1から数十分の一に抑えられています。さらに、撮影時には必ず放射線を遮断する「防護エプロン(鉛入りのチョッキ)」をお腹の上に着用していただきます。

    お腹の赤ちゃんが受ける散乱放射線の量は「ゼロ」に極めて近く、日常生活で自然界から受ける環境放射線量よりもはるかに少ないため、赤ちゃんの健康や発育に影響を与えることはありません。正確な診断のために必要であると院長が判断した場合は、安心して撮影をお受けください。

    ② 歯科治療の局所麻酔(痛み止め)の安全性

    歯科治療で使用する麻酔は、治療する歯の周囲の歯ぐきにのみ効かせる「局所麻酔(リドカイン塩酸塩など)」です。全身麻酔とは異なり、薬液が胎盤を通じて赤ちゃんの血液循環に届くことはありません。また、薬液自体も短時間で体内で分解・代謝され、尿として排出されます。

    「妊娠中だから麻酔をしないで我慢して治療を受ける」ことによる激しい痛みや精神的ストレス(脳内でのアドレナリン分泌)のほうが、むしろ子宮を収縮させるなどお腹の赤ちゃんに悪影響を与えるリスクが高まります。痛みを適切に抑えて安全に治療を行うため、必要最小限の局所麻酔を適切に使用します。

    ③ 処方薬(鎮痛剤・抗生剤)の安全性

    妊娠中は、原則としてお薬の服用は極力避ける方針をとりますが、激しい腫れや炎症があり、どうしてもお薬が必要となるケースもあります。その場合は、産婦人科でも妊娠中の投与が安全であると認められているお薬を厳選して処方します。

    鎮痛剤(痛み止め): 比較的安全性が高く、胎児への影響が極めて低いとされている「アセトアミノフェン(カロナールなど)」を処方します。(※ロキソニンやボルタレンなどの非ステロイド性抗炎症薬は、妊娠後期には胎児の血管に影響を与える恐れがあるため処方いたしません)

    抗生剤(抗生物質): 胎児への催奇形性がないことが確認されている「ペニシリン系」または「セフェム系」の安全性の高い薬剤を必要最小限の期間のみ処方します。

     

    4. 世田谷区の妊婦歯科健診と当院の予防メニュー

    新開歯科医院は、世田谷区が実施している「妊婦歯科健康診査」の指定医療機関です。世田谷区に住民登録がある妊婦さまは、区から配布される「妊婦歯科健康診査受診票」を使用することで、妊娠期間中に1回、無料で歯科健診を受けることができます。

    健診内容: 院長によるお口の中の診査(むし歯の有無、歯石の付着状況、歯ぐきの炎症度合いのチェック)および個別の保健指導。

    持ち物: 世田谷区妊婦歯科健康診査受診票、母子健康手帳、健康保険証(万が一、当日に通常の治療が必要となった場合のため)。

     

    まとめ:生まれてくる我が子とご自身のために、今できる正しい選択を

    妊娠中の歯科治療を迷われているうちに時期を逃してしまうと、出産後の過酷な育児の中でご自身の歯の痛みに苦しむことになりかねません。
    また、お母さまのお口の健康状態は、そのまま生まれてくる赤ちゃんの将来の歯の強さやむし歯リスクに直結しています。

    当院では、お一人おひとりの体調と不安に寄り添い、安全性を最優先にした医療を提供いたします。

    「母子手帳をもらったので、一度お口をチェックしておきたい」
    「妊娠してから歯ぐきが腫れて痛む気がする」

    どのような段階でも構いません。あなたとお腹の赤ちゃんの健やかな未来をサポートする時間を用意して、ご来院をお待ちしております。

     

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