連携を大切にした「チーム医療」
歯科治療は、歯科医師一人の力だけで完結するものではありません
詰め物や被せ物を作る歯科技工士、院内を支えるスタッフ、そして専門的な治療をサポートする高度医療機関。これらが一つのチームとして機能して初めて、患者さまに質の高い医療を提供することが可能になります。
等々力駅徒歩1分の場所で78年、3代にわたり診療を続けてきた新開歯科医院では、独自のネットワークによる「チーム医療」を大切にしています。
「阿吽の呼吸」で応える、技工所との信頼関係
歯科治療において、むし歯を削った後に装着するインレー(詰め物)やクラウン(被せ物)、入れ歯などの「技工物」の精度は、治療の寿命を左右する極めて重要な要素です。
これらの技工物は、歯科医師ではなく「歯科技工士」という専門職が作製します。
世の中には、多くの技工物を流れ作業で大量生産する大型の技工所もありますが、当院では長年のお付き合いがある技工所と提携しています。
患者さまのお口の形、噛み合わせの癖、隣り合う歯の色味や透明感は、一人ひとり全く異なります。
当院が依頼する個人技工所の技工士は、それらの細かな情報を一つずつ精査し、その患者さまのためだけのオーダーメイドの技工物を作り上げます。
歯科医師の意図やニュアンスを汲み取る連携
長年の信頼関係があるため、こちらの提示する設計意図や、微妙なニュアンスを「阿吽(あうん)の呼吸」で汲み取ってもらうことが可能です。
適合精度の向上
歯と技工物の間にわずかでも隙間があると、そこから細菌が侵入して二次むし歯(むし歯の再発)の原因になります。当院と技工士の緊密な連携により、お口の土台にぴったりと適合する精度の高い技工物が仕上がります。
噛み合わせの調和
単に形を合わせるだけでなく、噛み合わせたときの顎の動きや力の伝わり方を考慮して作製されるため、装着時の違和感が少なく、長期にわたって安定して使用していただけます。
院長による一貫したメンテナンスと、ハートを持ったスタッフたち
当院の院内チーム医療の特徴は、診療の根幹をすべて院長自らが担当する体制と、それを支えるスタッフの心の通ったサポートにあります。
予防・クリーニング・定期メンテナンスもすべて院長が担当
当院では、むし歯や歯周病の治療だけでなく、その後の定期的なお口のクリーニングやメンテナンスに至るまで、すべて院長が直接行います。
一般的な歯科医院では、メンテナンスは別のスタッフに任されることが多いですが、当院では患者さまのお口の過去の推移(どこにむし歯ができやすかったか、どこの歯ぐきが弱りやすいか)をすべて把握している院長本人が毎回チェックを施します。
これにより、小さな病変や噛み合わせの変化の初期段階での発見が可能となり、再発防止の精度を高めることにつながります。
個性を生かし、思いを共にする院内スタッフ
当院を支えるスタッフは、それぞれに異なる長所を持った粒ぞろいのメンバーです。院内では、それぞれの個性を最大限に生かせるよう、のびのびと仕事をしてもらえる環境づくりを心がけています。
医療従事者として「患者さまに誠実向き合う姿勢」「言葉遣いや心の配慮」といった、当院がもっとも大切にしている根本のハートについては、スタッフ全員で共有しています。
院長が日々の診療で見せる姿勢をスタッフが学び、自らの仕事に取り入れることで、院内全体に調和のとれた温かい雰囲気が生まれています。
このスタッフたちのサポートがあるからこそ、診療台1台の空間であっても、患者さまは緊張することなくリラックスして過ごしていただけます。
大学病院・高度医療機関との強固なネットワーク
お口の中のトラブルには、一般的な歯科診療所の中だけでは対応が難しい、専門的な設備や特殊な検査を必要とする症例が存在します。当院は、地域のハブ(結節点)として、複数の高度医療機関と緊密な連携を結んでいます。
主な連携医療機関
独立行政法人国立病院機構 東京医療センター(目黒区)
東京都立荏原病院(大田区)
日本大学歯学部付属歯科病院(千代田区)
特に日本大学歯学部付属歯科病院は、当院長の母校であり、長年勤務していた場所でもあります。
そのため現在も多くの人脈があり、各診療科において信頼のおける専門医へ、直接かつ臨機応変に診察を依頼できる環境が整っています。
高度医療機関との連携が必要となる具体的な症例
以下のようなケースにおいては、当院で無理に治療を抱え込むことはせず、適切なタイミングで専門機関をご紹介し、連携しながら治療を進めます。
内科的な持病がある方の外科処置
重度の高血圧や糖尿病、心疾患、あるいは血液をサラサラにするお薬を服用されている方など、個人の診療所での抜歯や外科手術が適さない場合、総合病院の歯科口腔外科と連携し、全身管理のもとで安全に治療を行います。
顎全体に関わる矯正治療
骨格的な問題を含んだ重度の不正咬合や、大掛かりな歯列矯正が必要な場合は、信頼できる矯正の専門歯科医をご紹介します。
難治性の疾患・特殊な粘膜疾患
治りにくいお口の口内炎や、腫瘍、嚢胞(うみが溜まる袋)などの疑いがある特殊な粘膜の病気、顎関節の重篤な症状に対しては、大学病院での精密検査(CT、MRI、組織検査など)を迅速に手配します。
まとめ
新開歯科医院の「チーム医療」は、院内だけに留まりません。信頼のおける個人技工士との緻密なものづくり、そして東京医療センターや日大歯学部付属病院をはじめとする高度医療機関との強固なパイプ。これらが円滑に機能することで、診療台1台のプライベートな歯科医院でありながら、大学病院レベルの広範な安心感を提供することが可能となっています。
患者さまの利益を最優先に考え、最適な医療を誠実にお届けするために、私たちはこれからも信頼のネットワークを大切に育んでまいります。お口の中に少しでも不安な症状がある方は、まずは当院へご相談ください。適切なチームワークをもって、あなたの健康をサポートいたします。

